どうも、こんにちは! 現役カスタマーサクセスのアベログです。
2023年から未経験でこのCS職に飛び込んで早2年。
タイトルにもある通り、転職市場で「カスタマーサクセス」が超アツい職種であることは、僕自身が日々実感しています。特にSaaS業界での需要は右肩上がりで、未経験からでも挑戦しやすい環境が整ってきました。
この記事では、2025年現在の視点から「なぜカスタマーサクセスがこれほどまでに注目されているのか?」を、実際に現場で働く僕のリアルな体験談を交えながら、本音で深掘りしていきます。
カスタマーサクセスへの転職を考えている方、仕事内容やキャリアパスに興味がある方は必見です。
こんな方に、ぜひ読んでほしい!
- SaaS・IT業界に興味はあるけど、どんな職種があるのかまだ漠然としている方
- カスタマーサクセスという職種への理解を、もっと深めたい方
- 「ぶっちゃけ、カスタマーサクセスってどうなの?」と、現役社員の生の声が気になる方
そもそもカスタマーサクセスって何?(アベログ的解釈)
「カスタマーサクセスって何?」この疑問、きっと多くのサイトで丁寧に解説されているはず。だからここでは、あえて教科書的な説明はしません。僕が日々働いて感じる、"アベログ的"な解釈でお伝えしますね。
僕が思うに、カスタマーサクセスとは、自社プロダクトという「ツール」を最大限に活用してもらうために、お客様の課題をじっくりヒアリングし、その解決に長期的に伴走するビジネスパートナーのような存在です。
これまでの「営業」と聞くと、車や不動産、あるいは派遣やシステム導入など、「売って終わり」のイメージが強かったかもしれません。もちろんアフターフォローはあれど、基本的には購入してもらったら、あとはお客様から不満がなければ「名ばかりの担当」として繋がり続ける…そんなケースも少なくなかったはずです。
でも、カスタマーサクセスは違います。
僕らのミッションは、お客様にサービスを「利用し続けてもらい、成功してもらうこと」。そのために、継続的に、そして能動的にお客様に寄り添い、彼らが抱える課題を一緒に見つけ、解決へと導く。まさに、お客様の「成功」のために存在する職種なんです。
この「お客様に寄り添い、成功を支援する」という本質を理解してもらった上で、僕が実際に体験しているからこそ語れる、カスタマーサクセスの「アツい」理由を、4つのメリットとしてご紹介します。
なぜカスタマーサクセスは「アツい」のか?現役社員が語る4つのメリット!
1. 将来性しかない職種!SaaS成長を支えるCSの役割と市場価値
カスタマーサクセスという言葉、数年前までは耳慣れない職種だったかもしれません。しかし今や、特にSaaS企業にとって、なくてはならない存在です。なぜなら、現代のビジネスにおいて、いかに顧客に長くサービスを使い続けてもらい、その成功を支援するかが、企業の持続的な成長を左右するからです。
僕自身、この職種に飛び込んでみて、その計り知れない将来性を肌で感じています。
考えてみてください。SaaSやサブスクリプションモデルのビジネスでは、一度買ってもらったら終わり、ではありません。お客様がサービスを使い続け、その価値を実感してくれなければ、すぐに解約されてしまいます。だからこそ、**「解約率をいかに下げ、お客様に長く使い続けてもらうか」**が、企業の生命線なんです。
カスタマーサクセスは、まさにその生命線を守り、さらに伸ばしていく役割を担っています。お客様の利用状況をデータで分析し、 proactive(先回り)して課題を特定し、最適な活用方法を提案する。時には、お客様の成功事例を横展開したり、新しい機能の活用を促して、より深い価値を提供することで、アップセルやクロスセルにも貢献します。つまり、LTV(顧客生涯価値)を最大化する、企業の成長戦略において極めて戦略的なポジションなんです。
「売って終わり」の営業とは一線を画し、まさに**「育てて、共に成長する」仕事**。お客様のビジネスが成長すればするほど、僕たちのサービスへの投資も増え、結果的に僕たちの会社も成長する。このWin-Winの関係を築く中心にいるのがCSです。だからこそ、企業からのニーズは高まる一方で、今後もこの流れは加速する一方だと確信しています。カスタマーサクセスの市場価値は年々高まっており、転職市場で引く手あまたなのも、当然の結果と言えるでしょう。
2. リモートワークで自分らしい働き方を!CSとワークライフバランスの実現
これはもう、個人的な意見ですが「最高!」と叫びたいポイントです(笑)。僕の会社でもそうですが、カスタマーサクセスの職種にはリモートワークを積極的に導入している企業が非常に多いのが特徴です。
なぜCSがリモートワークと相性が良いのか? それは、お客様とのコミュニケーションが主にオンライン(Web会議、チャット、メール)で行われることが多く、資料作成やデータ分析といった業務もPC一つで完結できるからです。物理的な場所にとらわれず、どこでもパフォーマンスを発揮しやすい職種なんですね。
毎日の通勤ラッシュに揉まれることなく、自宅や好きな場所で集中して仕事ができるって、本当にストレスフリーなんですよ。通勤時間がなくなる分、自分の時間が増え、趣味に没頭したり、家族との時間を大切にしたり…僕も前職では毎日満員電車に揺られていたので、この働き方の変化はまさに人生の革命でした。朝の時間を有効活用して勉強したり、仕事終わりにすぐにジムに行ったり、自分の時間をデザインできる喜びは計り知れません。
もちろん、リモートワークには自己管理能力や、オンラインでの円滑なコミュニケーションスキルが求められます。しかし、これらはCSとして成長する上で不可欠なスキルでもあります。子育て中のパパ・ママ、地方への移住を考えている方、あるいは副業との両立を目指す方など、多様なライフスタイルに合わせた働き方を求める方にとっては、まさに理想的な環境だと思います。プライベートも仕事も充実させたい、そんな「ワガママ」を叶えてくれるのがカスタマーサクセスなんです。
3. 未経験からでも飛び込める!「人」と「課題解決」が好きなら大歓迎!CS転職のハードル
僕自身が未経験からこの世界に飛び込んだからこそ、声を大にして伝えたいのがこれ。「未経験でも、全く問題なくチャレンジできる!」ということです。僕もこの業界に転職する前は、カスタマーサクセスの「カ」の字も知りませんでしたから。
もちろん、ITの基本的な知識やSaaSビジネスへの理解は、入社後にキャッチアップしていく必要があります。しかし、それ以上にこの職種で本当に求められるのは、「お客様の課題を心から解決したい」という熱意と、「人とコミュニケーションを取るのが好き」というマインドだと断言できます。
僕らの仕事内容は、お客様の話にじっくり耳を傾け、その言葉の奥にある「本当の課題」を見つけ出し、お客様と共に最適な解決策を考え、実行していくこと。だから、前職で培ったヒアリング力、傾聴力、共感力といった対人スキルが非常に活きてきます。営業経験がなくても、接客業やサポート業務の経験がある方、あるいは単に「誰かの役に立つことに喜びを感じる」方なら、きっとこの職種で大きく活躍できるはずです。
僕が入社した時も、最初はプロダクト研修や先輩のミーティングへの同席(シャドウイング)から始まり、OJTで少しずつお客様を担当させてもらいました。最初は不安もありましたが、チームの先輩たちが手厚くサポートしてくれたおかげで、着実に知識とスキルを身につけることができました。未経験だからこそ、新しい視点でお客様の課題を発見できることもありますし、学ぶ意欲と素直さがあれば、必ず成長できる環境です。カスタマーサクセスへの転職は、思っているよりもハードルが低いかもしれません。
4. キャリアパスが広がる!ジェネラリストにもスペシャリストにもなれるCSのキャリア戦略
カスタマーサクセスは、特定のスキルだけを突き詰める「点」の職種ではありません。お客様の成功を支援するために、非常に幅広い知識やスキルが求められる「面」の職種です。例えば、自社プロダクトの深い知識はもちろんのこと、お客様の業界知識、データ分析、プロジェクトマネジメント、コンサルティングスキル、時にはマーケティングや営業的な視点も必要になります。
だからこそ、この職種で経験を積むと、将来のキャリアパスが驚くほど広がるんです。
具体的にどんなスキルが身につくかというと、
- 課題発見・解決能力: お客様の曖昧な悩みから本質的な課題を見抜き、解決策を導き出す力。
- コミュニケーション・交渉力: お客様との信頼関係を構築し、時には意見を調整する力。
- データ分析力: お客様の利用データから傾向を読み解き、示唆を導き出す力。
- プロジェクトマネジメント力: 複数の案件を並行して進め、目標達成に導く力。
- プロダクト理解・提案力: 自社プロダクトの価値を最大化し、お客様にフィットする提案をする力。
これらのスキルは、CSとしてのキャリアを深めるだけでなく、他職種への転身にも大いに役立ちます。
例えば、
- CS内部でのキャリアパス: CSM(カスタマーサクセスマネージャー)として経験を積んだ後、より戦略的な顧客を担当するシニアCSM、チームを率いるCSMリーダー、CS部門全体の戦略を担うCSマネージャーやヘッド・オブ・CSといった道があります。
- 他職種へのキャリアチェンジ: お客様の声を最も多く聞いているCSだからこそ、その声をプロダクト開発に活かすプロダクトマネージャーや、新規顧客獲得に貢献するセールス、顧客体験全体を設計するUXデザイナー、あるいは事業企画やマーケティングといった職種への転身も十分に可能です。僕の先輩でも、CSの経験を活かして、今はプロダクトマネージャーとして活躍している方がいます。
「この先、どんなキャリアを築いていこうか…」と漠然とした悩みを抱えている方も、カスタマーサクセスで経験を積むことで、きっと自分の可能性を大きく広げられるはずです。
まとめ:カスタマーサクセスは、あなたの可能性を広げる「激アツ」な仕事だ!
いかがでしたでしょうか? 現役CSである僕、アベログが考える「カスタマーサクセスがアツい理由」を、僕なりの言葉で精一杯お伝えしました。
改めて、その魅力をまとめると…
- 将来性しかない職種
- リモートワークなど働きやすい環境にある
- 未経験者でもチャレンジしやすい
- キャリアパスが広がる
これらのメリットは、僕個人の経験と視点から見たものですが、きっと多くのカスタマーサクセス担当者も同じように感じているはずです。
もし今、あなたが新しいキャリアを模索しているなら、IT業界に強い関心があるなら、そして何よりも「誰かの役に立ちたい」「お客様の成功を心から支援したい」という熱い気持ちがあるなら、ぜひ「カスタマーサクセス」という選択肢を真剣に検討してみてください。
きっと、あなたの想像以上に、やりがいと成長に満ちた、「激アツ」な日々が待っているはずですよ!
【Q&A】カスタマーサクセスに関するよくある質問
ここでは、カスタマーサクセスへの転職や仕事内容について、よく聞かれる質問にお答えします。
Q1. カスタマーサクセスに向いている人はどんな人ですか? A1. お客様の課題解決に喜びを感じる方、コミュニケーション能力が高い方、論理的思考力がある方、そして新しい知識やスキルを学ぶ意欲がある方に向いています。特に、お客様との長期的な関係構築を楽しめる方は、CSとして活躍できるでしょう。
Q2. カスタマーサクセスの平均年収はどれくらいですか? A2. 経験やスキル、企業規模、業界によって大きく異なりますが、未経験からのスタートであれば350万円〜500万円程度が一般的です。経験を積んでマネージャーやシニアレベルになると、600万円〜800万円以上も十分に目指せます。SaaS業界の成長に伴い、今後も年収水準は上昇傾向にあると考えられます。
Q3. カスタマーサクセスの仕事で大変なことはありますか? A3. お客様の成功を支援するやりがいのある仕事ですが、時には困難な状況もあります。例えば、お客様の課題が複雑で解決に時間がかかったり、プロダクトの制約でお客様の要望に応えられないケースもあります。また、複数の顧客を同時に担当するため、タスク管理能力も重要です。しかし、これらの困難を乗り越えることで、大きな達成感とスキルアップに繋がります。
Q4. カスタマーサクセスは今後も需要がありますか? A4. はい、間違いなく需要は高まり続けるでしょう。SaaSビジネスモデルが主流となる中で、顧客維持とLTV最大化は企業の最重要課題です。そのため、カスタマーサクセスの専門性はますます評価され、多くの企業がCS人材を求めています。将来性という点では、非常に安定した職種と言えます。